岐阜ハムの集い

2025年9月21日(日)、岐阜県加茂郡七宗町の木の国七宗コミュニティセンターで、岐阜ハムの集いが開催されたので行ってきました。前日の20日(土)に中部縦貫〜国道158号線で九頭竜湖〜白鳥経由で岐阜に入り、途中のSAで奥長良川県立自然公園(JP-1428)のPOTAアクティベーション、夜は、岐阜県可児(かに)市にある湯の華アイランドのRVパークで車中泊。21日早朝に七宗町(ひちそうちょう)に向かいましたが、この「七宗」を「ひちそう」と読むのだということは、走っていて、信号のローマ字表示を見て初めて知りました。岐阜県は、福井の隣接県ですが、山越えになるので、あまり、行ったことがないため、知らない地名が多いなあという感じです。

開場前の0830頃着いたのですが、もう、すでに駐車場は、ほぼ満車状態。かろうじて駐めるところを見つけましたが、岐阜のアマチュア人口は、非常に多く、多くの人と車で一杯になるようで、来年からは、もっと早く行く必要がありそうです。

ジャンク市では、Radio Supreme(JJ2YXT)のブースで、下記写真のとおり、コンパクトに分解収納できる6エレの430MHz用 JAMSAT 500円アンテナを購入。サイズ違いの塩ビパイプを2本使い、使わないときは、太い方の塩ビパイプの中に、細い塩ビパイプとエレメントを収納できるように上手に作ってあるため、いいアイデアだなと思い、3500円で1つ購入しました。

YAESU無線の新製品FTX-1に関する講演を聞いていたところ、WSJT-XからCATコントロールするために必要なHamlibのベータ版が、数日前に公開されたとの情報に関する説明があったので、さっそく、家に帰ってから、WSJT-XのHamlibをバージョンアップし、WSJT-Xから無線機の周波数をCATコントロールしてみましたが、状況は、先月と変わっておらず、まだ、CATで周波数の書き込みと読み込みはできないようです。YAESUさんも、もう少し、状況を正確に確認してから、説明してほしかったですね。恐らく、YAESUさんは、Hamlife.comに公開された「WSJT-X」のRC版 “WSJT-X 3.0.0-rc1”の公開に関するニュースを見て、FTX-1をコントロールできるようになった、と勘違いしたのではないかと思いますが、hamlif.comの筆者もYAESUの営業の者も、事実確認をせずに情報を公開しているように思います。FTX-1とFT-991のCATコマンド体系が似ているので、とりあえず、FT-991のコマンドをコピーして、FTX-1というメニューに入れたというHamlib関係のニュースは見ましたが、確かに一部のCATコマンドは動くものの、肝心の周波数の読み書きは依然としてできません。これは、hamlibのGithubにおけるFTX-1に関するIssue #1600及び#1826が依然としてオープンであり、YAESUがCATコントロールマニュアルを7月29日に公開したというところまでは把握しているものの、対応できていないことが読み取れますので、恐らく、まだ、時間がかかるのだろうと思います。自分にプログラミングの知識があれば、手伝って上げたいところですが、今のところ、私にできることはなく、世界中のプログラマーの努力次第といったところでしょうか。オープンソースなので、仕方ないですね。

iPhoneでFT8送受信

今年(2025年)からSOTAをやりたいと思って、YAESUのFTX-1Fを早くから予約し、7月に販売開始とともに中部特機で買った。福井県で最初に本機を買ったのは私らしい。だが、予想以上に重い。これを山に持っていくとなると、パソコンまで持っていくことはできないと感じ、ポータブルにFT8をやるためには、iPhoneでできないものかと調べたところ、iFTxなるアプリを使えば送受信できることがわかった。無線機のスピーカからのFT8音をスマホのマイクで集音してデコードするだけのアプリなら他にもあるようだが、送信までできるアプリということになると、どうも今のところ、これしかないようだ。

早々にアプリをインストールし、スピーカー音を拾って試してみたところ、確かに良好にデコードできた。しかし、問題は送信である。iPhone側のスピーカー音を無線機のマイクに拾わせればよいのだが、無線機のマイクを握って、iPhoneのスピーカーに近づけて送信するか? VOXを使えば、それでもできないことはなさそうだが、あまりスッキリした方法とは思えないので、更に調べたところ、IC705(ICOM)等とiPhoneをケーブルやBluetoothでつなげてFT8をやっている人がいることがわかった。ICOMとYAESUでは、マイク端子が異なるので(ICOM→2.5mmオーディオプラグ/YAESU→RJ45(ちなみにマイクプラグは、ピンアサインメントやプラグタイプそのものまでメーカーや機種によって千差万別で全く標準化されていない。))、マイク入力の部分をYAESU仕様に変更したものを作成し、Bluetooth接続とケーブル接続の方法の両方を試してみたところ、どちらも非常に良好にデコード/エンコードできた。

なお、iPhoneから無線機の周波数をCATコントロールすることはできないので、周波数は無線機本体のメモリーに入れておくことが必須。

1. BluetoothでiPhoneとFTX-1Fを接続

この方法は、7L4WVU氏の下記Youtubeを参考に、無線機のマイク入力端子を3.5mmオーディオプラグではなくYAESUのRJ45端子に変更して作成した。

この動画にあるダイソーのBluetoothアダプターは、最初、実店舗をいくつか回って探してみたが、どこにも在庫がないようなので、ダイソーのオンライショップで購入した。これは、3.5mmオーディオジャック付き有線イヤホンを差し込むことによって、それをBluetoothヘッドセット化する品物で、下記写真のようにアダプター本体内に小さな穴が空いているところにマイクがある。逆にマイクがついている4極端子のヘッドセットを差し込んでも、ヘッドセット側のマイクは動作しない。有線ヘッドセットのINとOUTの両方をそのまま単純に双方向でBluetooth化するようなアダプターがないものかとAmazonを一生懸命検索してみたが、私が見た限り、見つからなかった。どの商品も片方向しかBluetooth化できず、ダイソーのもののようにアダプター内のマイクで双方向化できるものなら多少あるようだが、それも極めて少ないように思えた(なぜ双方向化した商品がないのかと考えてみたところ、たぶん原因は、4極プラグにはCTIA規格とOMTP規格があり、マイクとGNDの位置が異なっているので両方に対応したものを作ることができないためだろうと推定(詳細は、コチラ参照))。

作ったケーブルは、下記のようなAmazonで購入した4極プラグ細めのイーサネットケーブルをちょん切ってはんだ付けしたもの(Note: 4極プラグには、先端から3番目がGNDのもの(CTIA規格(iphone系))と先端から4番目がGNDのもの(OMTP規格(Android系))があるので要注意(詳細は、コチラ参照)。また、ヤエス無線機側のRJ45プラグのMICとMIC GNDも勘違いして反対にしてしまいやすいので要注意(実際、私も最初は反対にハンダ付けしてしまっていて、だいぶ悩んだ。))。

このケーブルを使ってダイソーのBluetoothアダプターをFTX-1Fにつけたところは下記のとおり。

Bluetoothアダプターは、下記のようなL字型金具をホームセンターで買ってきて、Amazonで買った両面テープ付き面ファスナーでリグに固定した。

このBluetoothアダプターを使って先月月末、金沢市のギゴ山でiphoneによるFT8にてPOTA Activationに成功。

2. 有線ケーブルでiPhoneとリグを接続

iPhoneとリグを接続するケーブルは、JH4VAJ氏が、頒布されていたiPhone-IC705接続アダプターを購入し、IC705のマイク端子へ接続するケーブルを、YAESU用のRJ45ケーブルに変更、また、私のiPhone 13はLightning なので,3.5mmプラグ→Lightning変換アダプターも購入し、作成した。YAESUのRJ45のピン配置は、上記1のBluetoothアダプター接続用に作ったケーブルと同じ。

これも無事動作することを確認。このケーブルをリグに挿すと、リグのスピーカーからFT8音がしなくなるので、静かにiPhoneでFT8をやりたいときは、こちらが良いかも。